桜が満開の日、インビンシブルパパはGⅠへ
春を感じに桜を見にいきました。満開で満足なかこたです。
先週は高松宮記念があって、いよいよ春のGⅠシーズンが本格的に始まったなという週末でした。
今年の高松宮記念ではインビンシブルパパが出走していて、個人的にはかなり感慨深い一戦でした。まだ条件戦を走っていた頃、2年前から応援していた馬でもあるので、GⅠの舞台に立っただけでも胸が熱くなるものがありました。(実は何度か12Rの条件戦に出走してますよ。)結果そのものは少し悔しさの残る形でしたが、それでも見応えのある良いレースだったと思います。こういう積み重ねを見てこられるのも、競馬を追いかける楽しさのひとつですね!
先週末のコース傾向
中山競馬場
JRAの馬場情報では、芝は「3コーナーから正面直線の内側に傷み」がある一方で、その他は概ね良好とされていました。実際、土曜の日経賞は芝2500mで良馬場、日曜の春興Sは芝1200m外で行われており、極端に内だけ、あるいは外だけという決まり方ではなく、コース替わりで見た目ほどの偏りは出にくかった印象です。芝は立ち回りの巧さと、直線でひと脚を使えるかの両方が必要で、ダートもマーチSが良馬場の1800mで行われるなど、先行一辺倒というよりは流れに応じて運べる馬が優位。全体としては「強いバイアスに乗る」というより、器用さを問われた週末だったと見ています。
阪神競馬場
阪神はAコース使用で、JRAの馬場情報では「向正面から4コーナーにかけて内柵沿いに傷み」がある状態でした。実際の芝の上級条件を見ても、土曜のラジオ関西賞仲春特別は芝1400mで1分19秒8、日曜の御堂筋Sは芝2400m外で2分23秒台の決着。時計そのものは出ていても、ただ前に行った馬がそのまま押し切るというより、直線でしっかり脚を使える馬が上位に来やすい流れでした。内がまったく使えないほどではないにせよ、最後に脚力の差が出やすいぶん、阪神芝はやや差し・追い込み寄りに映った週でした。ダートは日曜12Rが1200mの良馬場で行われており、芝ほど明確な偏りは見えにくかったものの、芝は特に“どこを通るか”と“終いの質”が重要だったと思います。
中京競馬場
先週が本開催最終週だった中京競馬場。JRAの馬場情報では「3コーナーから正面直線の内柵沿いにカバーしきれない傷みが若干残る」が、全体としては概ね良好というコンディションでした。日曜は高松宮記念が芝1200mで良馬場開催、さらに伊勢Sはダ1900mで1分58秒台、鈴鹿特別はダ1400mの良馬場で行われていて、芝もダートも全体に時計は出ていました。ただし印象としては、単純な前残りというより、スピードを持続できる馬、あるいは途中で脚を使っても踏ん張れる馬が強い開催。特にダートは中距離の伊勢Sでも1400mの鈴鹿特別でも、地力がないと最後に甘くなる形で、惰性だけでは押し切りにくい馬場に見えました
先週の注目馬
アジュマン
3月28日阪神10R・ラジオ関西賞仲春特別(4歳以上2勝クラス、芝1400m)は2着。ただ、内容はかなり濃かったです。勝ち馬ヨウシタンレイと同タイムの1:19.8で、差はクビ。しかも上がり3Fはメンバー最速の33.6秒でした。阪神芝が差し寄りに見えた週とはいえ、この数字を出して届かずの2着なら悲観は不要。ハンデ54キロだった点は頭に入れておきたいですが、直線で確実に脚を使えるタイプなのは明確で、引き続き芝1400mからマイル寄り、差しが利く馬場なら次走も買い目に入れたい1頭です。
ベトルス
3月29日阪神10R・御堂筋ステークス(4歳以上3勝クラス、芝2400m)は2着。勝ち馬ギャンブルルームから1馬身3/4差の2:23.5で、上がり3Fは34.5秒。勝ち馬の33.9秒に見劣ったとはいえ、自身もきっちり脚は使っていて、クラス上位の安定感を示したレースでした。阪神芝は週を通じて末脚の質が問われやすく、その条件で大きく崩れなかったのは評価していいと思います。2400m前後で長く脚を使う形が合っていそうで、少頭数の持久戦より、ある程度流れて末脚の総合力を問われる番組で改めて狙いたいです。
テーオーマルコーニ
3月29日中京10R・伊勢ステークス(4歳以上3勝クラス、ダ1900m)は2着。勝ち馬ゴールデンクラウドに半馬身差の1:58.7で、上がり3Fは36.6秒。勝ち馬より1キロ軽い56キロでしたが、時計面は十分優秀ですし、ダ1900mらしい持久力勝負で最後まで脚色を保てたのは収穫です。派手な差し損ねではなく、クラス突破へ順番待ちに近い内容でした。中京や阪神の中距離ダートで、時計がそこそこ出る良馬場なら引き続き信頼しやすいタイプ。人気が極端に被らないなら、次走はかなり買いやすい馬だと思います。
メイショウタムシバ
3月29日中京12R・鈴鹿特別(4歳以上2勝クラス、ダ1400m)は2着。勝ち馬コーラルクラウンに半馬身差の1:24.6で、上がり3Fは36.6秒。今回は勝ち馬が1.7倍の支持を集めた一戦で、その相手に食い下がった形です。しかも今回は馬体重が前走比26キロ減。数字だけ見ると難しいレースでしたが、それでも最後まで踏ん張れていたのは中身がある証拠です。牝馬で56キロを背負っていた点も軽くはなく、次走で馬体が戻りすぎず、同じ1400m前後のダートなら上積み込みで狙える場面がありそうです。
今週の予定
今週は土曜に中山でダービー卿チャレンジT、阪神でチャーチルダウンズC、そして日曜は阪神で大阪杯。いよいよ春の大箱が本格化してきます。先週の阪神芝は差しの質が問われたぶん、その傾向がどこまで続くかはまず注目。中山は引き続き立ち回りの上手さが武器になりそうですし、阪神は大阪杯へ向けても“どこを通って伸びるか”がより大事になってきそうです。条件戦で名前を挙げた組が次開催でどこへ向かうかも、あわせて見ておきたい週ですね。

