先週のレース回顧(2026年3月22-23日)

かこたの雑談

想像の3倍の大きさのえびかつパンを注文してしまいました。かこたです。

春ですね。そろそろクラシックが始まりますね。
この時期の競馬は、やっぱり少し特別です。3歳戦を見ながら本番の景色を思い浮かべて、「今年はどの馬が主役になるんだろう」と考える時間が楽しいんですよね。トライアルが終わるたびに勢力図が少しずつ見えてきて、週末のレースにも自然と力が入ります。ただ、クラシックが近づく時期だからこそ、古馬の条件戦にも面白いレースが多いもの。先週末も、派手さはなくても次につながりそうな内容の馬が何頭かいて、馬場の傾向とあわせて見返すと、なかなか収穫のある開催だったように思います。

阪神

阪神は、ダートで前に行った馬の粘りも利きつつ、好位から早めに動ける馬の安定感が高かった印象です。3月21日7Rのアロマフェリスは道中6-6-7-5から差し切り、同日8Rのドラゴンは3-3-2-2の形で押し切り。極端な逃げ一辺倒ではなく、脚を溜めつつ4角で射程圏にいる組が強かったと言えそうです。芝も若葉Sや淀屋橋Sを見ると、完全な外差し決着というより、立ち回りと位置取りが素直に結果へつながるコンディションでした。

中京

中京芝は、差しが全く利かないわけではない一方で、前が総崩れになるほどでもなく、脚の使いどころがはっきり問われる馬場。3月22日6Rは勝ったサラスヴァティーが3-3-3-3、2着ホウオウタイタンは16-15-15-15から鋭く追い込んでおり、前受けと末脚型の両方にチャンスがありました。8R芝1400mもチムグクルが7-6、エイヘンハールトが10-10でともに1分20秒3。位置取りの自由度はあったものの、直線だけで全部ひっくり返すというより、ロスなく運んで最後に脚を使える馬が優勢でした。愛知杯でも好位〜中団勢が脚を使えており、内外の極端な偏りはそこまで強くなかったと見ています。

中山

中山は芝・ダートともに、単純な前残りというより“中団から長く脚を使えるタイプ”が目立ちました。3月22日10RスピカSは中団待機組が差しており、12Rの牝馬限定2勝クラスもエルフストラックが7-7-5-3から押し上げて差し切り。ダートでも前だけではなく、脚を溜めた組が3〜4角で進出できていました。今週以降も中山は、ただ先行力だけを見るより、コーナーで加速できるかどうかを重視したいところです。

アロマフェリス

3月21日(土)阪神7R・4歳以上1勝クラス(牝)・ダート1800mを1分53秒9で勝利。通過順は6-6-7-5で、逃げたバシリスを目標にしながら3角過ぎからスッと進出し、直線できっちり差し切りました。競馬ブックの短評にもある通り、先を急がず中位から運んで早めに押し上げる形で、内容はかなり素直に強い競馬。1勝クラスでは地力上位を示したと言ってよさそうです。次走は昇級になりますが、牝馬同士のダ1800m前後で、流れに乗れる組み合わせなら即通用があっていいはず。阪神のようにコーナーで動けるコースは特に合いそうです。

サンライズシュガー

3月21日(土)阪神8R・4歳以上2勝クラス・ダート1800mで2着。勝ち馬ドラゴンには1馬身1/4差届きませんでしたが、自身も1分52秒1、通過順4-3-4-4で最後までしぶとく脚を使っています。勝ち馬が1番人気で3-3-2-2の王道競馬だったことを考えると、サンライズシュガーの内容はかなり濃い2着。人気は7番人気でしたし、地味に映る結果ですが、好位から崩れずまとめた点は次走に直結しやすい材料です。次は同じくダ1800mの2勝クラスで、相手関係が少し緩む組み合わせなら順番が回ってきても不思議はありません。時計が詰まる馬場でも対応できる下地を見せました。

ホウオウタイタン

3月22日(日)中京6R・4歳以上1勝クラス(牝)・芝2000mで2着。勝ち馬サラスヴァティーが3-3-3-3で運ぶ中、この馬は16-15-15-15というほぼ最後方から上がり33秒3で1分59秒6まで追い込み、差はわずか3/4馬身でした。こういう競馬は着順以上に内容を評価したくなります。良馬場の中京芝2000mで、直線だけでここまで詰めたのは能力の裏付け。今回は▲53キロの恩恵はあったにせよ、脚の使い方そのものは昇級級でした。次走も広いコースの芝1800〜2000mで、ある程度流れて差しが利く形なら十分狙えそうです。人気が上がり切らないなら、かなり面白い存在だと思います。

エルフストラック

3月22日(日)中山12R・4歳以上2勝クラス(牝)・ダート1800mを1分53秒3で勝利。7番人気でしたが、通過順7-7-5-3から長く脚を使って差し切る好内容でした。2着レイバックスピンが3-3-2-2の形で運んでいるだけに、外からねじ伏せた価値は高いですし、3着サツキノジョウが16-16-7-7で追い込んできたことを見ても、ただの前残り戦ではなかったのがポイント。だからこそ、中団で脚を温存して最後にしっかり伸びたこの勝ちは評価しやすい。次走は牝馬限定の2勝クラスだとマークも厳しくなりますが、1800m前後で機動力を生かせる条件なら、昇級後でも軽くは扱えません。中山や福島のようにコーナーで動ける舞台は引き続き合いそうです。

今週末、3月28日(土)・29日(日)は中山・阪神・中京開催で、土曜は中山で日経賞、阪神で毎日杯、日曜は中山でマーチS、中京で高松宮記念が組まれています。短距離G1の高松宮記念が控える中で、先週の中京芝が“極端な一方向”ではなかった点はまず頭に入れておきたいところ。中山は引き続き機動力、阪神は立ち回りと好位差しに注意、という流れで週中の出馬表を見ていくと、馬券の組み立ても少し楽になるはずです。

Xで最新情報を更新中
フォローはこちら
タイトルとURLをコピーしました